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健康食品関連

<健康食品について>

「お召し上がり方の表記について

健康補助食品の食し方の表記では、「1日に〜粒程度を目安に〜回くらいに分けて・・・」とありますが、適当な時間などはどのように判断すればよいのでしょう。
☆健康補助食品の独特の食し方表記の理由
健康補助食品は治療を目的としたものではなく、医薬品とは異なり「必ず摂取していなければいけない」というものではありません。食事などで不足しがちな栄養成分を補うものなのです。従って、健康補助食品の食し方では、健康な人でも1日の理想的な摂取目安量が満たされないことを考慮して、食し方(量)が決められています。そのため、1日の目安量は決まってきますが、それをいつ食せば良いかは、決める必要がありません。
☆基本的な食し方とコツ(時間)
しかし健康補助食品とはいえ、栄養素は生活するために必要なものですから、関係ないときに食してもあまり意味がありません。例えば、牡蠣などの健康補助食品素材にはグリコーゲンやミネラルなど、お酒を飲みすぎた方に好まれる有用な栄養素が豊富ですが、多量にお酒を飲んだ後に食すよりは、お酒を飲む直前に食しておけば代謝(解毒)が高まっているので、飲みすぎていつまでも酔っている状態にはなりにくくなります。
☆基本的な食し方とコツ(食事との組合せ)
健康補助食品は、本来は食事から摂る栄養成分を補足するものですので、過食(同じ栄養素を多量に摂った場合)は当然のことながら過多になってしまいます。例えば、牡蠣の料理を(料理法は別にして)過食すれば、牡蠣の健康補助食品を重要視する必要があまりありません。むしろ、代謝を高める「代謝酵素」を豊富に含んだ植物発酵酵素食品を多めに摂るようにしましょう。
☆結論として
医薬品の成分も、健康補助食品の成分も、一度にたくさん摂ったからといって有用なことはありません。どちらの成分も、常時一定量が体内に存在することで、それぞれの特徴を発揮します。ですから、健康補助食品の食し方としては、例えば「1日に3粒程度を目安に2〜3回くらいに分けて・・・」とあれば、朝食後と夕食後に1粒ずつに、残り1粒はその栄養素が特に必要な時間に追加する、といった方法がよいと思います。

「血液サラサラ食品の注意点」

最近、大豆の成分などで話題になっている「血液サラサラ」というキャッチフレーズが氾濫していますが、どなたでも利用してよいということではないので、利用法には注意しましょう。
☆なぜ、血液サラサラ成分を摂るとよいのか
私たちの細胞は血液を介して運ばれてくる栄養素などで生き、その際に作られる各種の代謝物を血液に戻して全身に流して、全身の細胞が満遍なく利用することで一個の固体(人)が生を営んでいます。当然この血流が阻害されて細胞が栄養素を獲得できなければ生きてゆけません。
☆摂る前に注意しなければならないこと
血液には栄養素などを細胞に届けるという役目のほかに、外傷などを受けた場所に血小板などを届けて傷口を防ぐ(出血を止める)などの身体を守ることにも関与しています。つまり、出血傾向の強い人(鼻出血を頻繁に起こす、外傷を受けると出血が止まりにくいなど)、女性では月経過多症(頻発月経)や経血量過多の人などはむしろ摂取量を調節すべきであると思います。
☆積極的に摂ったほうが良い場合とは
摂ったほうが良い場合とは、成人病、食生活やストレス、喫煙などで血液の流れが制限され、血栓ができやすい状態(動脈硬化)が心配な人です。いったん動脈硬化が起こると、高血圧症は勿論のこと、生活習慣病すべてに関わってきますので充分に注意が必要です。ただし、治療中の方は摂取量については主治医に必ずご相談ください。投薬中のお薬の作用増減にもつながります。

「濃口・淡口」

醤油やだしの素に濃口と淡口とありますが、塩分量で違うのですか。
☆現代食生活における食塩の摂取量
ある研究では、日本人は欧米人に比べ食塩摂取量が非常に多く(2?3倍以上ともいわれています)、高血圧や脳卒中の大きな原因となっているそうです。さらにインスタント食品などを好む方には、食塩自体も多いのですが、食塩(ナトリウム)と相反する作用をもつカリウムやカルシウムの摂取不足が深刻になっています。食塩は味の旨みをつけたり体調を整える効果もありますが、いずれにせよ摂りすぎはいけません。
一般に、減塩醤油や減塩味噌なども販売されていますが、味の薄さを感じると結果的に使用量が増え、過剰摂取となってしまいます。少量を上手に利用するようにしたいものです。
☆濃口・淡口とは
醤油や、醤油をもとにしただしの素などの種類として販売されていますが、淡口は熟成期間を短くするなどの方法で色を淡く仕上げたもので、塩分が濃口と比べて薄くなっているわけではありません。商品によっては、着色を抑えるためにあえて塩分を多くしている場合もあります。
☆塩分は意外な食品にも利用されている
食塩には味を引き立たせる効果もありますが、甘味のものは甘さを強くすることにも利用されています。甘いものと塩辛いものは違うと思ったら大間違いです。また、スポーツ飲料などは汗や多尿などで減ってしまった塩分を早急に補うものですから、特に必要でない限りは、塩分を控えなければならない方は飲んではいけません。
いずれにしても、塩分量を食事ごとに調べてはいられませんので、カリウムやカルシウムなどの必須ミネラルは摂っていた方がよいですね。

「剤形」

健康食品や薬では、剤形が幾種類もありますが、その選び方は?
☆剤形の意味
一般的に健康食品で利用されている剤形には、粒状(錠剤・カプセル)、顆粒状や粉末(散剤)、液状やシロップ、茶などがあります。これらは、飲まれる方に応じて、その飲みやすさを選べるようにしているのです。たとえば、味や香りが好まれない、顆粒状や散剤状のように口や食道に付着して不快に感じるので粒状などにする、といった具合です。
☆医薬品は意味が異なる
同様な目的で医薬品にも剤形の種類が造られていますが、これは健康食品とは目的が異なります。
医薬品(乳酸菌製剤など医薬部外品も含む)の場合は、年齢とその服用量が厳密に決まっているので、服用しやすさのこととは別に制約があります。
たとえば、錠剤は5歳未満、散剤は3ヶ月未満は服用させないなど、服用しやすさと同時に服用量も決められています。そのため、5歳未満の幼少児が薬を服用する場合は、散剤や液剤など細かく分量できる剤形を選びます。
☆健康食品の場合
通常、健康食品は大人(医薬品と異なり15歳以上の規定はありません)を対象としているので、飲みやすさで剤形を選べばよいでしょう。食事が摂れにくい人などには、固形物である粒状のものは避け、液状やシロップ、お茶として飲んでいただくようにしたほうが良いでしょう。
稀に、お母様がお子様(乳幼児)に飲ませたいというご相談があります。その場合は、粉末やシロップ、または液状(ジュースやお茶)のような流動性の高いもので飲ませてあげてください。しかし、お子様の場合は食事(素材)が基本であることを忘れないでくださいね。

「飲んでる健康食品を止めるとどうなるの?」

今年、ある健康食品を服用していた方が症状を悪化させてしまったため、メーカーが回収した話題がありました。同様な目的で他社の健康食品を飲んでいたのですが、止めて5ヶ月経ってから安定していた血液検査数値が悪くなってしまいました。飲むのを止めたからでしょうか。
☆健康食品とは
健康食品とは元来食品ですので、身体の中で不足した栄養素を補給する目的のためにお飲みになるものです。そのため病気の症状を改善することではなく、改善のための食事療法的なはたらきとなります。たとえば「脚気」という病気がありますが、健康食品は痛みを抑えるのではなく、不足した栄養素(ビタミンB1)を食品として補うものなのです。
☆変化は以外に早い
たとえば骨の形成のように、骨破壊細胞が古い骨を壊し、骨形成細胞が新しい骨をつくるなどといったことであれば時間的なズレは起こるでしょう。まして、その工程でカルシウムやコラーゲンなどの栄養素が不足していれば、さらに時間はかかってしまいます。
しかし、必要な栄養素がある一定量の血中濃度になれば、その変化はすばやく起こります。たとえば口内炎ができたときにビタミンB2などを服用すると、数日中に治ってしまいますよね。
☆薬剤師の視点から
ご質問の方のように、お飲みになるのを止めてから5ヶ月も経って変化が起こるということは、一般的に考えられにくいと思います。むしろ、数値が変化した前日から数日までの状況を検証してみることが重要と考えます。たとえば、急に多量に飲酒を行ったとか、風邪気味(感染症)にかかっていたなどです。
病気は様々な理由でおこり、変化の引き金も様々です。必要なことは、変化があったとき、必ず医師や薬剤師などに相談して早期発見・早期治療を行うことです。

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<お薬について>

「漢方と民間療法」

最近、説明文に「漢方、生薬」などの文字が使われていることをよく見かけます。ご質問も多く寄せられていますので、整理しておこうと思います。
☆漢方、漢方薬・生薬とは
漢方とは一般的に「漢方医学」を指す言葉で、古くはお経などに記載されていた医療手段のことです。インド医学の「アーユルヴェーダ」が基本ともいわれていて、それを中国で進化させたものと考えられています。漢方薬とは漢方医学にのっとって、経験的に民間療法として知られている生薬などを、ある一定の法則にしたがって処方した「複合処方薬」と言っていいでしょう。なお、生薬とは一つ一つの原材料のことで、植物性・動物性・鉱物性などがあります。
☆民間療法、民間薬とは
民間療法とは、その地方にのみ伝わる伝承の医療法で、やはり経験的に利用されてきたものです。その民間療法として使われた生薬や処方薬を民間薬と言っています。しかし、漢方や漢方薬とは異なり、公的に認可されたものではなく、ほとんどの場合に専門の知識が求められます。
☆どのように見分けるか
一言で漢方薬と言っても、中国で認可を得て利用されているものと、日本で認可を得ているものとは異なります。また、利用される方の体質やその時の状況でも、合成薬とは違い使い分けが非常に難しいものです。詳しいことをお知りになりたい場合や利用する機会がありましたら、必ず専門の方に質問するようにしましょう。

「薬の質問方法」

メールでお薬のことについて尋ねたいのですが、どんな内容を書いておけばよいですか。
☆お薬には利用法があります
まず、お薬はどのように利用される(している)かを確認しておきましょう。
・予防を目的とする場合
痛みなどの症状が続くときに、あらかじめ薬を投与しておくことで、症状の発症を防ぎます。(例:鎮痛内服薬など)
・症状を抑えることを目的とする場合
症状が出ているのを一時的に止めておくことを目的とします。(例:貼り薬など)
・原因を取り除くことを目的とする場合
原因となっている病邪を取り除いて、病気または症状を根本的に治療してゆきます。(例:抗生物質など)
☆相談を受ける薬剤師が知りたいこと
皆様からの質問では、一部のお薬についての効能を尋ねられるケースが多く見受けられます。しかし、たとえば消炎鎮痛薬の場合、その症状を予防的または現症状を抑えるために用いられるため、原因が何であるかが不明ですと的確な回答ができにくいのが実際です。特に通院されている方は、どのような診断があって当該薬剤が出ているのかがわかりませんと、判断がつきにくい場合もあります。
☆メールで質問するときの注意点
現在の病名や症状などのほかに、以下のような内容をまずお送りください。その後に不明な点についてお尋ねをいたしますので、ご協力をお願いいたします。
1) お薬の入手方法(病院にかかっていて処方されたお薬なのか、たまたま持っているお薬なのかなど)
2) 使用中のほかのお薬やサプリメントなど。
3) 特定の疾病で治療中の病気があるのか、医師などから注意を受けていることなど。
4) 既往症、アレルギー、副作用の経験など。

「薬の飲み方」

薬の服用方法には、食事の前後や就寝前など目的に応じて異なります。なぜ、このように異なるのでしょうか。
☆服用方法の種類
服用方法には、内服と頓服(定期的ではなく必要時に服用)に大別され、内服は概ね以下のように分類されます。
食前 食事の30分前くらいに服用
食後 食事の30分後くらいに服用
食間 食事と食事の間、食前または食後2時間前後に服用
時間毎 食事とは関係なく一定時間ごとに服用(時間薬ともいいます)
就寝前 就寝前30分くらいに服用
☆服用方法の決め方
一般的に、食前や食間に服用する薬は食欲不振など胃腸機能が低下している状況を改善する薬、食前は食後の急激な高血糖を防ぐための糖尿病治療薬などがあります。時間薬はその主要成分が常に一定血中濃度を保つように定期的に服用する薬で、抗生物質などがあります。就寝前は、睡眠導入剤などのように、就寝のために必要な主成分が一番効いてほしい時間に合わせて服用します。つまり、状況に合わせて、一番薬が効いてほしい時間に合わせるために服用するよう決められているのです。
☆食事の時間が決められない場合
食前食後、食間など食事と関連する服用方法が決められている薬は、食事と食事の間隔が1日3回タイプで約3?5時間を、1日2回タイプは8?10時間を想定してつくられています。薬の効き方はその主要成分の血中濃度を目安とするため、食事の間隔が想定以上に長くなると血中濃度が下がり、後半は薬を効かせることができなくなります。その際には、空腹を避けて、食事ができなくても服用するようにしてください。

「薬の飲み方(治療薬を飲むほどではない)」

よく、「お薬を飲むほどではないけれど・・・」といわれますが、これはどの程度のことを言っているのでしょうか?
☆病人と半健康人(未病人)との違い
常、医師の治療や投薬によって病気の改善を試みている人を病人といっています。その反面、治療をする必要がないが注意をしなければならない人を未病人とも呼んでいます。一般的に「お薬を飲むほどではない」というのは未病人となりますが、個人差がありますので、やはり一概に基準を決めることはできませんし、決めてもいけないと思います。
☆お薬と食品の違い
薬には根本(原因)治療薬と症状改善薬に分けられます。たとえば風邪にかかったときに抗ウイルス剤を服用するのは根本治療となりますし、風邪の症状を一時的に抑えておくのは症状改善薬となります。食品は風邪により消費してしまった栄養素を補給するもので、予防にもつながります。
☆優先順位を決めることが必要
以上のように、個人的に判断するのではなく、おかしいな、と思ったら早期に医師または薬剤師に相談をして、専門的なアドバイスを受けましょう。ちなみに風邪の症状が出始めたときには、すでに風邪ウイルスが感染しているときです。症状はその後に激しくなって進行してゆきます。

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