HIS健康情報.com(用語解説・Q&A集)

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ご利用方法 原料・素材 健康食品関連
ア 行 カ 行 サ 行 タ 行
ナ 行 ハ 行 マ 行 ヤ 行
ラ 行 ワ 行

ア 行

<ア>

「汗臭」

☆汗臭(体臭)の原因は雑菌の繁殖
一般的に体臭の多くは、汗腺から分泌される汗に雑菌が繁殖して起こります。特に汗腺・皮下脂肪が多く、湿気の溜まりやすいところには顕著で、わきの下、鼻、デリケートゾーン、足の裏などは、最も注意が必要な場所です。
☆雑菌がつくる活性酸素
ところで、臭いの発生は雑菌が繁殖しただけでは起こりません。雑菌が汗や体表面を覆う皮脂膜(油分)を腐敗させ、活性酸素を発生されることが根本的な原因です。ですから、夏の湿気の多い時期のように汗をかきやすく、皮脂膜が汚れやすい時期には、頻繁に殺菌効果のあるティッシュや制汗消臭剤を使用しなければなりません。
☆腸の弱い人にも多い
体臭のもとでもあるアンモニア類は、通常は小便や大便でほとんどが排泄されますが、排泄しきれない場合は汗や呼気も利用されます。特に腸内細菌のバランスが崩れていて、便の状態が悪化している人は臭いが強いようです。
☆制汗消臭剤だけでは防ぐことはできない
最近の制汗消臭剤には、殺菌効果のある銀(Ag)イオン成分を配合したり、臭いのもとである活性酸素を除去するフラボノイド配合(茶エキスなど)のものもありますので、利用されてみてはいかがでしょうか。さらに、シャンピニオンエキスなどのサプリメントや乳酸菌などの整腸剤、動物性脂肪食の多い人には雪茶や醗酵茶のような脂肪分を分解しやすいお茶を飲むなど、工夫してみるのもよいかもしれません。

「汗疹(あせも)」

子供の体調を崩さないように、クーラーをつけないで上半身裸で過ごさせています。しかし胸や腹部に汗疹(あせも)が広がってしまいました。痒みはないようです。
☆汗疹(あせも)とは
汗疹とは、汗をかいたために起こる皮膚にできる小さい吹き出物をいいます。その種類には、次の3種類があります。ご相談者の場合、水晶様汗疹のようです。
水晶様汗疹 体の胴体部分などに、皮膚表面にアワ粒大や小さい光沢のある水疱が密集するように発症します。炎症や痒みはありません。
紅色汗疹 首の周りや腋、肘や膝の内側などにできやすく、針の頭部くらいの小さい丘疹または膿疱で、ヒリヒリした痒みを伴います。多汗症の人、小児や肥満者に多いタイプです。
深在性汗疹 蒼白で硬い扁平の小さい丘疹を発症します。発汗によって悪化しますが、発汗は多くなく、むしろ皮膚は乾燥性です。
☆予防のコツ
基本的には、汗をかきにくい高温多湿を避けた環境にしたり、汗をかいたらコマメに水タオルなどで拭き取る、制汗剤やシッカロールの使用などである程度予防はできます。また、放っておくと二次感染症によって化膿が進行するなど、夏季の皮膚病へつながってゆきますので注意しましょう。
☆治療には
治療法としては、予防法に加え、ベビーパウダーなどで幹部を乾燥させたり、あせも専用の塗布薬などを塗布して、早めに治療しましょう。症状が著しい場合は、連用を避けてステロイド剤配合ジェルクリームや、広範囲ならローションをご使用ください。なお、夏場の暑さをしのごうとして、冷たい飲料や果物などを多飲多食すると、かえって発汗を促進してしまう場合があります。熱中症の予防程度に留めてくださいね。また、お部屋の中で冷房や除湿を効かせすぎると、外室時に一気に発汗して症状を悪化させることもあります。外気との温度差は多くしないようにすることも重要です。

「アレルギー(カニ)・健康食品の利用法」

グルコサミン(甲殻類の殻を処理したもの)など甲殻類を主原料とした健康食品を利用したいのですが、カニアレルギーがある場合、どのようにしたらよいでしょうか。
☆食物アレルギーとは
食物アレルギーとは、ある特定の食物(含有される成分)に対してのみ反応してしまうアレルギーのことです。一般的に、カニの肉質に含まれるアレルギーを起こす成分(アレルゲン)によって起こるものを「カニ(または甲殻類)アレルギー」と呼んでいます。甲殻類の甲羅にはほとんどアレルゲンとなる成分は含まれないといわれていますが、それでもアレルギー反応を起こしてしまう場合がありますので、アレルギーをお持ちの方は控えたほうがよいでしょう。
☆成分・食材を替えてみる
たとえば、グルコサミンの代用成分には、コンドロイチンやヒアルロン酸などがあります。これらはほぼ成分構造が同じもので、同様なはたらきをします。とくに、コンドロイチンは鮫の軟骨などに多く含まれていますので、その食材を利用したものに替えてみてはいかがでしょうか。
また、甲殻類の甲羅成分を利用したものに、「キチン・キトサン」があります。この成分は、おもに食物繊維として利用されています。食物繊維質ですから、野菜類やキノコ類(β-グルカンなど)を利用することも良いでしょう。

「アレルギー(カビ)」

過度の湿気が続くこの季節では、お部屋や風呂場、空気中にもカビ胞子が充満しています。この胞子はホコリなどとともに気管粘膜を刺激して、咳や呼吸不全を引き起こします。また皮膚感染による水虫などもあります。
☆呼吸器疾患
この時期に咳き込むと、夏風邪と判断される方が非常に多く見受けられます。総合感冒薬や鎮咳薬などで一時的に咳は治まりますが、薬の服用を休止すると再発する傾向にあります。発熱や鼻水などはほとんどなく、食欲の減退もないなど、一般的なカゼ症候群の症状がなければ、カビ・埃アレルギーによる気管支炎が考えられます。
この場合には、咳を止める医薬品の服用は逆に避け(咳や痰によって吸引されたカビや埃を外に排出させている)、部屋を清潔にして湿気を抑える、うがい薬や鼻洗浄剤などをコマめに利用するなど、カビやホコリの発生を予防する処置をしてください。
☆皮膚・粘膜疾患
カビの一種である白癬菌やガンジダなどによる感染症で、やはり湿気が多い時期に発生しやすくなります。基本的に接触感染で、患部を清潔に保ち、できるだけ医薬品(抗真菌剤)による徹底的な治療が必要です。治療の場合には、患部表面がきれいになっても、カビの根が患部深く残る場合が多くあり、コマめな対処法が必要です。
白癬菌
(はくせんきん)
しらくも(頭部)、たむし(体部)、いんきんたむし(陰部)、水虫(足)、つめ水虫(爪)
カンジダ 口腔(口腔内)、指間びらん(水仕事の多い人の手の指の間)、爪囲炎(爪)、膣炎(膣内)、外陰炎(外陰部)
☆対策
カビは高湿度と適温を好み、皮膚や粘膜組織をゆっくりと溶かしながら(栄養にする)繁殖をしてゆきます。これら条件が揃うと、爆発的に増殖します。対策としては、基本的には生息・増殖環境をつくらないことですが、感染しにくい抵抗力をつけておくことが必要です。
カビや細菌は皮膚や粘膜の弱っている部分に取り付く修正があり、活性酸素を多量に発生させて感染します。生活環境の中で活性酸素をたくさん浴びている環境では、活性酸素を除去するような対策や、進入してきた細菌などに対処する免疫システムの機能が正常であることが求められます。食生活では暴飲暴食、刺激物(活性酸素を多量につくりだす)、酸化されやすい脂質(餌となりやすい)を減量してください。

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「胃炎と市販薬」

暴飲暴食が心配な年末・年始。急性・慢性胃炎に注意が必要です。特にこの症状が慢性化すると、胃潰瘍や胃がんになる危険性も出てきますので程々にどうぞ。
☆胃炎とは
急性の場合、食物やアルコール飲料、刺激物、薬剤、感染菌などさまざまな原因で起こる胃粘膜の急性炎症で、主な症状としては胃痛や胸焼け、胃もたれ、吐き気・嘔吐、急な発熱などがあります。なお、一般的に慢性胃炎は急性胃炎や胃潰瘍などとは区別しにくいので、症状が頻繁で続く場合には必ず胃腸科などの医師に診察を受けてください。
☆市販薬の選び方は
●制酸・消化酵素系胃腸薬
食べすぎ飲みすぎ後に症状が出たときに服用します。出すぎた胃酸を中和する成分(炭酸水素Na)や消化を助ける酵素(リパーゼなど)などが複配合されています。
ご注意いただきたいのは胃酸の分泌自体を抑える薬(ガスターなど)もありますが、これでは食物の消化ができません。この薬は、空腹時の胃酸過多・胸焼けなどにご使用ください。また、胃酸分泌の比較的少ない年配者は、薬剤師に問合せてから服用してくださいね。
●食欲不振・空腹時の不快用胃腸薬
特に漢方薬系の薬が多く、安中散などが代表的です。主に胃を温めて胃腸機能を高め、普段から胃弱の方の食前または食間薬として服用されます。
注意したいことは、出すぎた胃酸を中和する成分や消化を助ける酵素成分などは入っていませんので、食べすぎ飲みすぎではかえって気分が悪くなる場合もあります。
代表的な市販の漢方薬をご紹介しておきます。
半夏瀉心湯 胃痛は強くないが、胃のつかえ感や食欲不振が目立つとき
安中散 冷える(冷たいものを飲食すると)痛みが増すとき(通常、痛み止めの芍薬甘草湯と配合される場合が多い)
胃苓湯 腹部膨満感と軽い腹痛、嘔吐、水様性下痢などがあるとき
黄連解毒湯 胃の炎症性熱をとるもので胃の働きを活性化するものではありません。(二日酔いなどで喉が渇きやすいものには有効です)
☆急性胃炎様症状が気になったら
症状が慢性的に、頻繁に起こるようであれば健診を受ける必要があります。食生活においては、基本的に消化の良いもの、胃腸を冷やすもの、刺激になるものを控え、必要と感じた場合には胃腸薬も服用しておくことです。
食事では、食物繊維質(生は控える)、動物性脂肪やニンニクなどの刺激食材(胃酸の分泌を高めて胸焼けの原因)、ビールなどの冷えるもの(胃の働きの低下を招きやすい)などは控えるように注意してください。いずれにしても、適量にすることが重要ですが。

「イオン飲料(電解質飲料)」

スポーツなどで失われた水分を補給するのに、イオン飲料がよいとされていますが、なぜですか?
☆電解質とは
体液は海水に似た水溶液で、糖質・脂質・タンパク質・アミノ酸・電解質などが溶け込んでいます。これらが水に溶け込んでいるときに、それぞれ陽イオンまたは陰イオンに別れてイオン化します。これを電離といい、水に溶けて電離している物質を電解質と呼んでいます。
☆スポーツや汗をかいたとき
汗などで腎臓以外(体表面など)から体液が失われてゆくと、脳の視床下部という場所からこ抗利尿ホルモンが分泌され、血液を通って腎臓に達し、腎臓の水分再吸収を促進して尿量を減らして体液量を増やします。しかし、汗などに含まれる電解質は失われてしまうため、電解質不足になってしまいます。そのため、イオン飲料などで電解質を補給しなければならないわけです。
☆過剰になる場合もあるので注意
たとえば電解質が減少すると、腎臓のナトリウムは水分とともに再吸収が促進され、血漿ナトリウム濃度は上がります。大量の発汗があったからといって、どんな状態でもイオン飲料を飲むことが良いわけではありません。
その他、ナトリウムが上昇する要因として、火傷、多尿、下痢、激しい運動、高熱、塩分過剰摂取などがありますので、イオン飲料の利用法は、人によっては注意が必要です。

「胃潰瘍(ストレス性)」

胃潰瘍の原因として、「ストレス」があります。よく「ストレスを溜めないようにしましょう」といわれますが、口で言うほど簡単ではありません。しかし、ストレスが胃潰瘍の原因になるメカニズムは、ぜひ知っておきたいものです。
☆胃潰瘍とは
胃潰瘍とは、摂食した食物を消化するための胃液である胃酸(塩酸)やタンパク分解酵素(ペプシン)によって、胃壁を溶かし損傷してしまった状態をいいます。そのほかの原因には、一部の医薬品(鎮痛解熱消炎剤など)や刺激物による刺激や、ピロリ菌などの常在菌などによる場合もあります。
☆ストレスが脳内ホルモンのバランスを崩す
精神的・物理的(けがなど)などのストレスが発生すると、脳の視床下部という場所がそれを感じ、次のような経路を経て症状を発症します。
1)下垂体へ
脳の下垂体が刺激されると、副腎皮質刺激ホルモンが分泌され、副腎での副腎皮質ホルモンが多量に分泌されます。このことによって、胃粘膜細胞から胃酸やペプシンが大量に分泌される一方、胃粘膜を守る胃粘液の分泌が抑制されてしまいます。
2)延髄へ
胃酸やペプシンを直接分泌させるほか、胃の運動や緊張が高まり、胃壁が収縮して痙攣などが起こります。同時に、胃粘膜の血管が圧迫され血流障害を起こします。
3)脊髄へ
交感神経が刺激されて血管の収縮などが起こり、胃粘膜の血流障害がさらに強まります。
☆食生活のアドバイス
症状が激しくなってきたら、絶食して治療を優先するべきです。吐き気や嘔吐がおさまったら流動食や消化の良い食材を適量食べるようにします。飲めるなら、胃酸の濃度を低下させる意味で、牛乳や乳製品を多めに摂ることも良いでしょう。食物繊維(消化が悪い)、塩分や糖分の多い食品(胃酸の分泌を高める)、アルコール飲料、カフェイン飲料などの刺激物は控えてください。
胃粘液の補充には、ムコ多糖類などの食材(海藻類など)成分を普段から摂っておくことも良いでしょう。

「息切れ」

階段を上がると中途で息切れして休み休み上がるようになってしまいました。加齢が原因と放っていますが・・・
☆息切れは急性と慢性で病気が異なる
たとえば、加齢による体力低下や急性呼吸器症候群(感冒や急性気管支炎など)による症状であれば、休息や栄養をとれば速やかに解消します。しかし、頻繁に起こったり、休息をとっても解消しないなどの状態になってくると、治療が必要になってきます。以下に例を挙げます。
・急性
自然気胸 突然起こる息切れで、若年男性に多く見受けられます。胸痛はありますが、発熱はありません。
肺梗塞 突然の激しい胸痛と息切れを伴います。
胸膜炎 胸痛と発熱を伴い、徐々に息切れが進みます。
肺炎 かぜ症状から始まり、黄色で化膿性の痰を伴います。
気管支喘息 呼吸をするたびに「ゼーゼー」や「ヒューヒュー」といった音を出します。
過呼吸
症候群
若年女性に多く、急に呼吸が速くなり手足が痺れることもあります。(ストレスによる場合が多い)
・慢性
肺気腫 喫煙者(特にヘビースモーカー)に多い。
肺線維症 空咳が出て、呼吸が速くて浅い。
心不全 高血圧や心疾患があり、足に浮腫みが出る。
無呼吸
症候群
肥満の人、睡眠中にイビキが絶えず息が詰まりやすい。日中居眠りをしやすいなど。
☆休息しても速やかに回復しなければ受診を
特に慢性で多いのが心不全です。息切れとともに足(特にむこうずね)の浮腫みや、短期間の体重増加などがある場合は、早急に検査を受けることをお勧めします。チェック表をご参照ください。
1度(安全) 運動などでは息切れするが、普段の生活では息切れを感じない。
2度(要注意) 階段の上り下りで息切れがある。
3度(要受診) 平坦な道を歩いても、健康な人よりも歩調が遅れやすい。
4度(要受診) 平坦な道も休み休み歩く。
5度(要受診) 簡単な日常動作(例:手の上げ下げ)でも息切れを起こす。

「胃腸のはたらき(食欲の季節に腸が弱くなる)」

秋〜初冬になると食欲も増し、食材も豊富になります。しかし、この時期になると便秘や下痢などを起こしやすくなる人がいます。なぜなんでしょうか。
☆秋の食材には草や穀物類が多い
秋の七草粥で代表されるように、この時期の食事は伝統的に、デンプン質と食物繊維が中心となります。デンプン質はカロリーを補給する糖質ですので体を温めてくれますが、草や茎などの植物を利用した食材は逆に体を冷やす効果があります。秋の食事は、そのバランスを食しているわけです。しかし、どちらか一方を多く摂ったり、植物の葉や茎をお浸しなど生に近い状態で食べるとバランスが崩れやすくなります。
☆食材によっては消化の悪いものもある
穀物類には玄米や麦類などを取り入れる場合もあります。胃腸機能が弱っている方には、基本的にはあまり消化は良くありません。消化不良になると、腸内で異常醗酵したり、便量を増やしたりして腸管に負担をかけることもあります。
☆温かいものと一緒に食べる
この時期の食事の基本は、消化の良いものと悪いものとはバランスよく一緒に摂る、味噌などの消化酵素が含まれる調味料などを加える、ケンチン汁などスープ類として温かい食事とするなど工夫が必要です。冬に向けて栄養を蓄積してゆく季節だからこそ、胃腸の状態を理想的にしておきたいものです。

「胃腸薬(漢方薬)の利用法」

食べすぎ飲みすぎで市販の漢方胃腸薬を服用したところ、気分が悪くなり、しばらく吐き気が止まりませんでした。胃腸薬でも、選び方があるのですか。
☆代表的な漢方胃腸薬のはたらきとは
一般的に、胃腸薬として使用される代表的な漢方薬は、次のような利用法に応じた使い分けをしています。
・安中散
胃腸の冷えによる緊張や痙攣にともなう上腹部痛・嘔吐などに使用され、空腹時の不快感を改善します。痩せ型で体力がない人におすすめです。胃(身体)を温めて胃腸のはたらきを活発にします。
・五苓散
水様性の嘔吐・水様下痢、口が渇く(熱感はない)、めまい(飲みすぎ)などを伴うときに有効です。飲みすぎによる二日酔いのときに、吐き気が強く、水分ばかり吐く人に良いです。
・半夏瀉心湯
悪心・嘔吐、上腹部の痞えなどがあり、腹がゴロゴロ鳴って下痢しやすい状態を改善します。吐き気は強いが、吐くものがないなどの状態です。
・黄連解毒湯
胃腸に熱性の炎症(胃や食道粘膜の炎症)を抑える薬です。飲みすぎた翌日に、目が充血していたり、体が熱く口やのどが渇いて熱感を感じ、手のひらや足の裏のほてりがあるなど、熱性に有効です。
・芍薬甘草湯
痙攣性の痛みを和らげるお薬です。単独では用いることは少なく、他の胃腸薬などと併用させて効果を高めます。
☆漢方胃腸薬の選び方
漢方胃腸薬の選び方で重要なことは、いま胃が冷えているのか、胃に熱があるのか、食べたものや水分が胃に停滞しているのか、などを見極めることです。当然のことながら、冷たいものばかり飲食して胃が冷えているときに、胃の熱を去るようなお薬を服用すれば、症状を悪化させて気分が悪くなってしまいます。逆に、胃に熱性の炎症が起きているときに胃を温めるお薬を服用しても、同様の結果となります。
前述の代表的なお薬を目安に、選んでみてくださいね。しかし、不明なときは、必ず薬剤師さんに相談して、最適なお薬を選んでいただいてください。

「疣(いぼ)」

皮膚病の一種である「いぼ・たこ・うおのめ」の違いをご存知でしょうか。それぞれできる原因が違うので、治療法・予防法が異なっています。
☆疣(いぼ)・ウイルス性疣贅(ゆうぜい)
ウイルス(ヒト乳頭腫ウイルス)が皮膚や粘膜に感染して生じるもので、尋常性疣贅(手指や足底にできる表面がザラザラしたもの)、青年性扁平疣贅(顔面や手の甲にできやすく扁平に隆起したもの)、尖圭コンジローム(肛門周囲や外陰部にできる鶏のトサカのようなもので性交による感染症)などがあります。
☆胼胝(たこ・べんち)
外部からの繰り返される局部の刺激や圧迫で、角質が増殖(皮膚が厚くなること)したものをいいます。形は円形で、表面は平坦になっています。逆にウオノメは円錐状に下に向かって厚くなり、中心に芯のようなものがあり、これが胼胝と鶏眼の違いです。
☆鶏眼(うおのめ・けいがん)
足底に繰り返される刺激や圧迫によってできるもので、比較的小型の胼胝のようなものですが、芯が尖っているため、角質が増殖するにつれて傷みが強くなってゆきます。
☆治療法・予防法
・疣贅
外科的な処置や免疫賦活剤の薬剤投与などを行います。本症はなんと言ってもウイルス感染の予防が必要ですが、処置は単純な方法が多いので、皮膚科に相談されるとよいでしょう。
・胼胝や鶏眼
サリチル酸系外用剤(塗布剤や絆創膏)で簡単に処置ができます。予防法は、原因となる刺激や圧迫を取り除くことです。ペンたこであればクッションをする、鶏眼の場合はきつい靴を履かない、などです。

「医薬品のネット通販について」

医薬品のネット通販について、最高裁の判断があり、ネットでの販売が可能になりました。今回は、このことを取り上げたいと思います。
☆医薬品の分類
医薬品には、医師の指示で使用する「医療用医薬品」と、市販で購入できる「OTC医薬品」に大別されます。OTC(オーバー・ザ・カウンターの略)とは、薬剤師などの専門員がお客様の症状などを訊きながら薬を選んで販売することです。さらにOTC薬は、専門性が必要な薬(第1類)〜それほど知識を必要としなくても一般的に使用できる薬(第3類)まで、3つの分類がされています。第1類の販売は薬剤師に限られ、第2類・3類は薬剤師に限らず「登録販売者」でも販売は可能ですが、お客様に対してお薬の情報提供を義務または確認することが求められています。登録販売者とは、医薬品販売などを一定期間経験した人に与えられる名称で、薬剤師ではありません。店頭ではネームプレートに記載されています。
☆今回の訴訟の主旨
厚生労働省は、第1および第2類の販売については専門性が必要と判断し、お客様と直接会って販売ができない場合は販売してはならないと決めました。しかし、様々な理由で店頭まで行けない、その薬を常時使用しなければならない人にとってはたいへん不便なので、今回の訴訟のような問題が出てきたわけです。
☆OTC薬販売の現状と問題点
みなさんはOTC薬をどのような方法で購入されるでしょうか。風邪気味の症状が出たとき、ほとんどの方は「ドラッグストア」などに行かれると思います。店頭に行くと、風邪薬(第2類)が簡単に手に取れる棚に並び、そのままレジへ持っていき精算して買っていかれることが多いと思います。その手に取った薬は、どのように選びますか。アンケート結果では、テレビコマーシャルなどよく耳にする「商品名」で購入することが多いようです。つまり、購入に対する専門性が必要とされていないことを意味します。これではOTC薬を分類していても意味がありません。
☆薬の使用にはリスクがある
OTC薬は医療用とは異なり、ほぼ万人に効果が期待でき、しかも副作用が少ないという利点から汎用されています。しかし、風邪薬を例にとっても、ピリン系と非ピリン系があるように、ピリン系が使えない人はその成分が配合されている薬は使用できません。また軽度でも肝障害・腎障害を患っている人では、薬の使用品目も限定されてきます。OTC薬とはいえ、使用するに当たっては購入者の責任でリスクを伴うことを理解してください。もし薬剤師などの助言を訊くことができない場合は、使用上の注意など添付文書に詳細が記載されていますので、必ず読むようにしてくださいね。

「飲酒とサプリメント」

お酒を飲まれたときのサプリメントとして、いくつもの素材が話題になっていますが、使い分けたり併用すると、効果的に作用することをご存知でしょうか。
☆アルコールの代謝
お酒(アルコール)が吸収されると、まず肝臓に運ばれて、肝細胞によって代謝を受けます。肝細胞に入ったアルコールはアルコール脱水素酵素(ADH)によってアセトアルデヒドに変換され、次いでアセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)によって酢酸に代謝された後、一部はそのまま、他方はクエン酸サイクルの働きによって水と炭酸ガスに分解され、血液中に排泄されて全身を巡ります。
さて、アルコールが肝臓内で代謝を受けるときに、摂取アルコール量がALDHの作用よりも上回ったとき、アセトアルデヒドのまま血中に排泄され、一連の酒酔いや二日酔い症状の引き金になってゆくのです。ゲコ(お酒が飲めない人)は、このALDHの量が著しく少ないようです。
☆サプリメント食材成分の応用
一般に、お酒を飲まれる方が利用するサプリメントとしての食材は次のようなものが利用されています。
クエン酸・アミノ酸
ビタミン・ミネラル類
全般的な肝臓解毒代謝機能を活発にする
クルクミン 特異的にアセトアルデヒドを酢酸に代謝させる
利尿茶各種 血中アルコール排泄を促進する
精油成分
ポリフェノール類
疲弊した胃腸機能や代謝を整える
グリコーゲン 代謝に必要なエネルギー源の確保
食物繊維 アルコールの吸収を遅らせる
☆お酒を飲むときは料理の種類を多めにする
お酒は、アルコール(糖質)以外には何ら栄養素がありません。当然ですが、代謝を行うにはさまざまな栄養素が、その働きを十分に生かして、相乗効果を持ちながら同時に作用しなければなりません。そのためには、お酒を飲むときには通常の食事以上に多種類の栄養素を摂ることが求められますので、併せて多種類のお料理を少量ずつ一緒に食すことが必要です。
ポイントは、一種類を多くではなく、多種類を少量ずつです。特定のものだけを多量に摂ると、逆にそれに含まれる栄養素を代謝させなければならなくなり、結果的に栄養素のバランスを崩してしまいます。

「インフルエンザ(流行性感冒)」

☆インフルエンザとは
通称「インフルエンザ」とは、インフルエンザウイルスの感染によって感冒のような症状(高熱を伴う発熱や各種の痛み、濃いめの鼻汁や鼻づまりなど)を発症する一連の流行性感冒をいいます。一般的な風邪と異なるのは、症状発現が早く、急激に症状が出現するほか、嘔吐や下痢といった胃腸症状を伴うことが比較的多く見受けられます。
☆感染症とはどういうことか
ウイルスや細菌などの「感染」とは、そのウイルスなどが繁殖(子孫を残すこと)のために、他の生物の身体やシステム(媒体といいます)を利用するために宿る(移動する)ことを意味します。たとえば「A型インフルエンザウイルス」の場合は、媒体の遺伝子と絡み合って新たな遺伝子をもつウイルスに変化し、新種ウイルスとなって感染を続けます。このような場合は、私たちの免疫システム(抗原抗体反応)が機能しにくいため、瞬く間に感染が広がっていきます。
☆比較的心配のいらないB型
A型とは異なり今年流行っている「B型インフルエンザウイルス」は、感染し媒体の中で繁殖しても新種になりにくいウイルスのことです。ワクチン(同じ型の弱い毒性のウイルスを作為的に感染させ、対象ウイルスに対する免疫力を高めておく予防法)などをあらかじめ接種しておけば、感染しても軽い症状のみで治療することができます。また、日頃から健康に留意していれば、症状の悪化を防ぐことも可能なタイプです。ちなみに嘔吐や下痢といった胃腸症状が出ていたらB型の可能性が高いようです。
☆幼児期に感染しやすいC型
乾燥期や季節に関係なく流行ることが多いC型。鼻水が出るなどの鼻風邪程度の症状が一般的です。感染力も毒性も弱いため、子供の時にいったん罹っておけば、ほとんどの場合抗体を持ち続けますので、大人での感染はほとんど心配はありません。
☆感染症は予防が第一
感染症を予防するには、とにかく他の媒体(外気も含む)との安易な接触を防ぐことです。マスクやうがい、ウイルスが飛散しにくいように乾燥を防ぐなど、普段からの予防法が肝心です。同時に感染に対する抵抗力を持つことも重要で、そのひとつが「気道や胃腸の粘膜を弱らせない」ことです。タバコや汚染された外気に触れないことでもあり、暴飲暴食の予防、肥満の予防などを心がけるようにしてください。全身的な倦怠感や食欲が減ってきたら、早めに受診しましょうね。

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「鶏眼(うおのめ・けいがん)」

皮膚病の一種である「いぼ・たこ・うおのめ」の違いをご存知でしょうか。それぞれできる原因が違うので、治療法・予防法が異なっています。
☆疣(いぼ)・ウイルス性疣贅(ゆうぜい)
ウイルス(ヒト乳頭腫ウイルス)が皮膚や粘膜に感染して生じるもので、尋常性疣贅(手指や足底にできる表面がザラザラしたもの)、青年性扁平疣贅(顔面や手の甲にできやすく扁平に隆起したもの)、尖圭コンジローム(肛門周囲や外陰部にできる鶏のトサカのようなもので性交による感染症)などがあります。
☆胼胝(たこ・べんち)
外部からの繰り返される局部の刺激や圧迫で、角質が増殖(皮膚が厚くなること)したものをいいます。形は円形で、表面は平坦になっています。逆にウオノメは円錐状に下に向かって厚くなり、中心に芯のようなものがあり、これが胼胝と鶏眼の違いです。
☆鶏眼(うおのめ・けいがん)
足底に繰り返される刺激や圧迫によってできるもので、比較的小型の胼胝のようなものですが、芯が尖っているため、角質が増殖するにつれて傷みが強くなってゆきます。
☆治療法・予防法
・疣贅
外科的な処置や免疫賦活剤の薬剤投与などを行います。本症はなんと言ってもウイルス感染の予防が必要ですが、処置は単純な方法が多いので、皮膚科に相談されるとよいでしょう。
・胼胝や鶏眼
サリチル酸系外用剤(塗布剤や絆創膏)で簡単に処置ができます。予防法は、原因となる刺激や圧迫を取り除くことです。ペンたこであればクッションをする、鶏眼の場合はきつい靴を履かない、などです。

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「エアロビクスとアネロビクス」

ダイエットや健康のために、エアロビクスに通われている方も多いようですが、「アネロビクス」ってご存知でしょうか。
☆エアロビクスの特徴
エアロビクス(aerobics)とは有酸素運動ともいい、比較的過激な運動をすることで、身体の中にたくさんの酸素を取り入れて脂肪などを効率よく燃焼させる健康法をいいます。運動は全身運動となるため、たくさんの体内脂肪や糖分を必要とすることで、最近話題のメタポリックシンドロームなどの原因ともなる体内蓄積脂肪の減量に、効果を発揮しています。また、汗を非常にかき易く、全身に滞った水分を排泄させるとともに、代謝を良くして各臓器の働きも活発にさせる効果が期待されています。
☆アネロビクスとは
アネロビクス(an-aerobics)とは無酸素運動といいます。エアロビクスとは異なり激しい運動などは行いませんが、息を吐きながら一時的に低酸素状態をつくるとともに、患部を刺激(指圧や圧迫など)して蓄えられたグリコーゲンや炭水化物をエネルギーに変換させてゆきます。グリコーゲンなどをある程度消費すると、今度は蓄積脂肪を利用するようになり、部分的な代謝促進に効果的となります。
☆使い分けの一例
上記のように、前者は全身運動、後者は非全身運動に分類されます。それぞれの目的に合った方を選択するべきですが、敢えて分類するならば、次のような利用法はいかがでしょうか。いずれにしても、代謝を促進させることが目的ですが、代謝には体内で必要に応じてつくられる「代謝酵素」が必要です。ビタミンやミネラル、良質のタンパク質などを積極的に摂ることが求められます。
エアロビクス アネロビクス


・体内脂肪や高脂肪食が多い方・浮腫みなど水分調節をされたい方・抗ストレス、リラックス効果が期待できる・筋肉をつけたい方 ・血糖値が高く糖分食が多い方・部分的にやせたい方・部分的な引き締めや美肌にも効果的・高齢者や虚弱者などに利用しやすい


・高齢者や虚弱体質、高度肥満の方には不向き・準備運動を怠ると関節などに負担がかかる・筋肉をつけたくない部分にもつく可能性がある・やめてしまうと脂肪がつきやすくなる・食事制限の調節・バランスに注意が必要 ・全身的なダイエットには適さない・ストレスを感じやすい場合がある・体質・体格改善にはならない

「栄養素(食材不作時)」

今夏は比較的過ごしやすい日が続きました。しかし野菜などの栄養価においては、日照不足などにより「糖度」が不足し、食物から摂取できるカロリー源が不足しているようです。このことは、食物中の栄養価自体が不足していることを意味します。
☆食物中の糖度の減少が与える意外な影響
蒸気機関車が水蒸気をつくるために利用する石炭のように、私たちは糖分を摂り入れてエネルギー源にしています。(その他、エネルギー源には脂肪がありますが、糖分に比べ効率的ではありません)
この糖分は、エネルギー源になるだけでなく、様々な代謝を受けながら生きるうえで必要な成分(ホルモン、酵素、コレステロール、脂質や脂肪酸など)や細胞の遺伝子(核酸)の原料になり、さらに肝臓などにおける代謝・解毒などにも関与します。つまり、食物中の糖分が不足することは、言い換えれば、生体反応が滞ってしまうということです。
☆夏のダイエットや日光浴が栄養素の消耗を促進
ダイエット法の多くがカロリー源の摂取を抑える方法です。ですから、ダイエットをされた方が今夏を迎えていれば、その時点ですでに栄養素の不足を生じています。また、日光浴は水分の消耗だけでなく、過度に体温が上昇するのを抑えるために心臓の働きを活発にし、汗をたくさん出させる(発汗は多量のエネルギーが必要です)ことで、同様に栄養素の消耗を促進してしまいます。よく日焼け後や汗をたくさんかいた後に気分が悪くなったり、疲労感が強く出るのはこの理由がほとんどです。
☆☆今秋に積極的に摂りたい栄養素
例年に比べ過ごしやすかった今夏ですが、食物中の栄養価が不足しているため、過食しても必要なエネルギー源も含めた栄養素が不足しています。そこで、今秋の食材に次のような注意をしてくださいね。
食材の量を増やすのではなく、1回の種類を増やしましょう。
過食しない程度に、糖分の多い食材を摂るようにしましょう。(例:果実類、木の実類、根食材)
夏に消耗したビタミン・ミネラル類を総合的に必ず多めに摂りましょう。(できればサプリメントなどでバランスよく)
肉類は必ず加熱して食します。栄養価の高いものは消化がよくないものが多いです。消化能力を補助するために生食や冷食は控えましょう。
お酒類はほどほどに。(過度のカロリーになるうえ、他の栄養素を含まない)

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「オリゴ糖と乳酸菌酵母生産物質」

腸に良いといわれ、食事などにオリゴ糖製品を使うことを心がけています。最近、「乳酸菌酵母生産物質」という成分が知られてきていますが、オリゴ糖との併用は良いのでしょうか。
☆オリゴ糖とは
糖類には、それ以上分解されない糖(単糖)、数千以上の糖が結合した糖(多糖類)などがよく知られています。それとは別に、単糖が2?数個結合したものを「オリゴ糖」と呼んでいます。オリゴとは、「少ない」という意味です。2個結合したもので、よく知られているのが麦芽糖、ショ糖、乳糖などです。
消化吸収がほとんどされない多糖類は別にして、糖は消化酵素(糖質分解酵素)によって単糖にまで分解された後に吸収され、肝臓でブドウ糖(グルコース)に変えられてエネルギー源などになります。
オリゴ糖の場合は、ショ糖(砂糖)のように消化吸収されてエネルギー源になるものもありますが、そのほとんどは消化吸収されずに大腸まで届き、効率よく腸内有用細菌(ビフィズス菌など)の栄養(エサ)となって、結果的にヒトの健康に役立っています。なお、オリゴ糖は腸内悪玉菌(有害物質を出す菌)には分解されない(栄養源にならない)という特徴もあります。
☆代表的なオリゴ糖
名 称 主なはたらき
(ビフィズス菌を増やす以外)
代表的な含有食材
イソマルゴオリゴ糖 腸内の環境を整えて、便通や便の状態を変えます 蜂蜜、味噌、しょうゆ
ガラクトオリゴ糖 タンパク質の消化促進、脂質代謝の改善、ミネラル吸収促進 母乳や牛の初乳
キシロオリゴ糖 血清コレステロールの低下、ミネラル吸収促進 食物繊維を酵素分解
ラクチュロース 腸内を酸性に保って有害菌の繁殖を防ぐ 乳糖をアルカリ合成
カップリングシュガー 虫歯の予防など デンプンと砂糖で合成
トレハロース 細胞膜や細胞成分(タンパク質、核酸など)を破壊から守る デンプンを酵素分解
マルトオリゴ糖 デンプンやタンパク質の変性を防ぐ 粉ミルクなど
パラチノース 虫歯になりにくく、糖尿病患者のエネルギー源としても利用 ショ糖から合成
フルクトオリゴ糖 肥満や動脈硬化の予防につながる低カロリー甘味料、虫歯予防 野菜類、蜂蜜
☆オリゴ糖を上手に利用するには
オリゴ糖は、腸内ビフィズス菌の栄養源(エサ)になって数を増やすことができますが、調味料(甘味料)程度の摂取量では、ビフィズス菌全数に供給することはできません。また、腸内有用菌にはビフィズス菌以外にも酵母菌など、多種類の善玉菌が多種多様に存在します。
その多種多様に存在する善玉菌は、おもに乳酸菌類と酵母菌類に分類され、通常はお互いの排泄物を栄養源として共存共栄をなしています。そういった意味でも、双方の栄養(エサ)となる栄養成分(乳酸菌酵母生産物質など)を摂ることが、真の腸内バランスを整えることになるのです。

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