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ナ 行

<ナ>

「夏バテ」

暑気が強く、体力を消耗した身体を放っておくと、9月になってからの体力回復が遅れてしまいます。夏の後半だからこそ消耗した栄養素を補給しなければならないのです。
☆体力はどのように維持されていたのか
今年の夏は特に暑く、熱中症予防に水分を欠かさないように言われてきました。吸収された水分は、汗などで消耗した水分を補うとともに、上がりすぎた体温(熱)を下げることにも利用されます。しかし、急激に多量に体内に入ってきた水分を身体の隅々に行き渡らせるには、心臓を含めた血液循環機能をフル回転させなければなりません。そのためのエネルギーは膨大なものとなります。そのエネルギーを生み出すための原料が糖分や脂肪分で、この原料をエネルギーに変換させているのがビタミンやミネラル、アミノ酸ということになります。
☆夏場の体力を落としてしまうスタミナ食
皆さんは体力をつけようと、いわゆるスタミナ食を好んで食されていませんか。しかしスタミナ食とは「腹持ちがよく高カロリー」食なので、消化・吸収をするには体内にある各種の栄養素を消耗しなければなりません。このことは、場合によっては(たとえば、消化・吸収・代謝機能の弱っている人)逆効果ともなります。つまり、カロリー食(エネルギー源)は摂取しても利用できずに、かえって代謝栄養素を消耗して、体力を減退させることもあるのです。
☆補わなければならない栄養素とは
夏の間、「食欲があった・なかった」は関係なく、体力維持に、さらには食した高カロリー食のために失われた代謝のための栄養を今こそ補充して、次の季節に備えなければなりません。総合ビタミン・総合ミネラル・アミノ酸などを早急に摂りましょう。食事では不十分ですので、できるだけサプリメントなども利用することをお勧めします。

「夏バテ(体温調節)」

皆さんは、「夏バテ」する人は体力のある人とない人の違いと思っていませんか。実は、体温調節機能の低下が主な原因なのです。
☆体温の調節に四苦八苦する体温調節中枢
猛暑が続き湿気が多くなると、冷房を頻繁に利用したり、冷たい飲み物や食事を好むようになります。たとえば外出時などの際、外気の熱気と車内や室内の冷気とを交互に受けると、その度に脳内にある「体温調節中枢」がスイッチを切り替えて、その場の環境に身体が適応できるようにします。
☆体温調節には多量のエネルギーが消耗する
体温調節中枢はほかの中枢と連携していて、たとえば暑い中では血管を広げて水分を多く含んだ血液を流しやすくして(車のラジエターのような働き)体温を下げようとし、それでも間に合わない場合は発汗させて冷やします。
ところが冷房の中などの環境になると、咄嗟に機能を切り替えて体温が下がるのを防ぐため体内脂肪を急激にエネルギーに変えて体温を維持しようとします。つまり、運動時(外出時)には無理に血行をよくするためにエネルギーを消耗し、安静時(室内など)では無駄にエネルギーを生産するという矛盾が生じ、結果的に体調の不自然なリズムとなってしまいます。
☆環境温度の差を少なくすれば夏バテは防げる
冷房温度はできるだけ高めに設定して外出から帰っても涼しい(寒いとは感じない)程度にし、冷たい飲食物などで消化器系を冷やさない(消化器系が冷えると自動的に体温を上げようとする)、冷房の中では身体を冷やしすぎない工夫をするなど、普段から注意してゆけば夏を乗りきることができます。お試しください。

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<ニ>

「乳がん」

マスコミなどで、女性に乳がん検査を受けるように促す広告が盛んに行われています。しかし、しこりが触れるからといってすべてが乳がんということではありませんが、いずれにしても早期検査は受けるようにしましょう。
☆乳がんと類似症状の違い
・乳がん
30〜60歳代に多く、乳頭を中心とした乳房の上方向にできやすくなります。硬く触れますが、脂肪に包まれているとやや柔らかいしこりとして感じます。
・乳腺炎
30歳代から閉経前後までに起こりやすく、弾力性に富み、柔らかいのが特徴です。痛みを伴い、月経前に症状が悪化します。乳汁様の分泌物があることが多く見受けられます。
・乳腺線維線種
20〜30歳代に多く、球形または卵形で弾力性に富み位置が移動します。痛みはありません。
・乳管内乳頭腫
40〜50歳代に多く、しこりが触れないか、または乳頭周囲で柔らかいしこりを触れる場合もあります。痛みはありません。血性の分泌物があることが多く見受けられます。
☆乳がんチェックのポイント
・鏡に映して調べる
まず鏡に向かって正面を向き、両腕を下げたときの乳房をみておきます。次に両腕を上げ側面・斜め側面・正面の順に映し、くぼみや引きつれ、へこみやただれなどがないかを調べます。
・手で触れて調べる
背中(胸・上腹の後ろあたり)に大き目の座布団などを敷き、仰向けに寝ます。手の指の腹でゆっくり螺旋を描きながら軽く圧迫して、しこりの有無を確認します。
☆乳がんの予防としてできること
一般的に、乳がんにかかりやすい条件とは、肥満傾向、出産経験がない、初潮が早い、閉経が遅い、高齢初産などがいわれています。この中で、私たちが普段から注意できるのは「肥満傾向にならない」ことです。無理なダイエットをするということではなく、肥満にならないような生活習慣をつくり、実行してゆくことが重要ではないでしょうか。

「尿の異常(濃尿・残尿感)」

冷房の中などに居ると発症しないのですが、温度が高い中に居ると体温が上がり多汗している最中に、頻尿や濃尿・しぶり尿・残尿感が強く、時に血尿を発症しました。
☆尿の異常とは
以下は、内臓の異常がない場合での説明です。平常時(薬や食品などの服用・摂取により異なります)の尿は、色は無色〜黄色、回数は1日5回くらい、すっきりした排尿感で血尿はありません。ご相談のように、体温の上昇や多汗の状態が続くと、水分(尿量)不足も合わさって炎症(膀胱・尿路炎)を起こしやすくなり、頻尿や濃尿(時に赤ワイン色の尿または血尿)がでることがあります。この方の場合は、これに該当すると考えられます。
☆市販薬のファーストチョイス
軽度で初期の泌尿器系の炎症では、市販薬では「猪苓湯(チョレイトウ)」という漢方薬がありますので、薬剤師さんと相談の上で試されてもよいと思います。また、症状がやや強く排尿痛などの症状がある場合は「五淋散(ゴリンサン)」というお薬もあります。本来は、これに抗生物質や化学療法剤(市販はできません)を併用すると良いのですが、この場合は医師にご相談ください。
☆症状が頻発する場合は
なお、上記の市販薬は一時的な対処法です。一度症状が治まっても、なんとなく排尿時の不快を感じる、疲労感とともに頻発したり、尿量の異常や血尿量が増えるなどした場合は、必ず専門の医師(内科・泌尿器科)にご相談ください。症状から疑われる病名として、腎炎・腎不全、前立腺肥大症、尿路結石症、腎硬化症などもあります。

「尿の異常(尿失禁・頻尿)」

尿意を感じていないのに下着内へ少量漏らしてしまう、または尿意を感じた時にトイレまで我慢できずに漏らしてしまう病気のことを言います。
☆女性の場合
一般的に「尿失禁」は、女性に対して使われる病名です。年齢を重ねてかつ肥満しやすい、出産回数なども原因になりがちな病気でもあります。特に閉経後に起こりやすく、子宮筋腫など子宮の病気が誘因になりやすいといわれています。分類には腹圧性と切迫性に大別されます。腹圧性では尿道括約筋の弛緩(たるみ)により笑ったり咳をしたりなどの刺激で起こりやすくなります。仰向けや就眠中には起こりません。切迫性では膀胱炎などの尿路系炎症が主な原因になり、時間や体位に関係なく漏れやすくなります。そのほか、感染症なども関与します。
☆男性の場合
男性の場合は、加齢とともに男性ホルモンの分泌が減少して、そのホルモンが作用する前立腺が萎縮するのですが、前立腺の内側にある尿道周囲腺と呼ばれる器官が逆に増殖し、結果的に前立腺が肥大化して尿道を狭めて一度の排尿を困難にしてしまいます。そのために、一度に排泄できない尿を何回にも分けて排尿しなければならず、残尿感・排尿後さらに漏らす「尿漏れ・頻尿」という病気になるのです。そのほか、感染症や炎症も関与します。
☆対処法
それぞれ医療的にはホルモン剤や専門薬の使用、一部には手術などが必要になります。補助的にされる場合の一例として、次のようなことも実行されると良いのではないでしょうか。女性の場合は、女性ホルモンに似た作用を持つ食品素材や、尿道括約筋と膀胱の排出筋を構成する結合組織(コラーゲン)の成分などを摂り入れながら、筋肉を増やすための運動を行ってください。男性の場合は、男性ホルモンに似た作用を持つ食品素材や、尿路系炎症に利用される食材を摂り入れられてはいかがでしょうか。なお、実行される場合は、医師に必ず相談してくださいね。

「尿崩症」

加齢とともに1日の尿量が増える傾向にありますが、その原因のひとつに「尿崩症(にょうほうしょう)」と呼ばれる病気があります。一般的に多尿などのときによいとされるサプリメントの利用は効果的でしょうか?
☆尿として排泄される量
尿は、尿の元となる水分を含んだ血液が血管を通って腎臓内に入り、「糸球体」と呼ばれる部分で血液からろ過されて原尿となり、「尿細管」という管を流れて膀胱へと集められていきます。尿細管の中では、原尿中の水分を再吸収して、過剰に体内水分が減少しないようにしています。正常な人で約99%が再吸収され、残1%程度(1日1〜2リットル)のみ尿として排泄されます。
☆尿崩症の原因
この尿の再吸収には「パソプレシン(ADH)」というホルモン(抗利尿ホルモン)が作用するのですが、尿崩症ではこのホルモンを合成したり作用させることができません。そのために、尿の再吸収ができず「多尿(1回の尿量が異常に多い)」になります。糖尿病などでも多尿にはなりますが、糖尿病では尿の味がたいへん甘い(臭いもきつい)のに対して、無味および無臭(またはそれに近い)・無色透明に近い尿として排泄されます。
☆尿崩症と診断されたら
「パソプレシン」は腎臓で作られるわけではないので(脳の下垂体で作られます)、基本的に尿崩症の診断を受けた場合は、一般的に多尿などのときによいとされるサプリメントを利用しても期待はできないと考えます。詳しくは、かかりつけの医師にご相談くださいね。

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<ネ>

「寝起きが悪い」

朝方の生活に戻そうとしているのですが、起きれないし朝食も食べれません。何か良い方法はありますか。
☆朝日を浴びることが第一歩
人間の体内時計には、朝起きるという条件が入っているそうです。寝室を朝日が当たる方向にして、陽が顔にあたるようにしましょう。瞼越しに明るさが網膜に当たると、網膜からの刺激が後頭部を経由して脳全体の働きを刺激します。その時はできるだけ「仰向け」になっているようにしてください。
☆夕食は消化の良いものを夜食は厳禁
ご存知の通り、胃腸は寝ている間は活発には働きませんから、就寝前に消化の悪いもの(カロリーの高いもの)を食せば、翌朝は消化し切れていないものが胃腸に残り、お腹が重く感じるとともに食欲も出てきません。つまり、朝弱いといわれる方の多くは、胃腸機能の低下があることになります。夕食は消化の良いものにして、夜食はしないようにしましょう。理想は就寝前2〜3時間に夕食を摂ることです。
☆エネルギーを即効的に作り出す成分を
起床後に活発な行動をとるには、脳を起こすことも必要ですが、休眠中はつくっていなかったエネルギーを短時間で生合成することが必要となります。その点からも、クエン酸やビタミンB1などの栄養分を朝食に摂り入れると良いでしょう。ただし、中には朝食代わりに冷たい牛乳や乳製品を摂られる方がいますが、胃腸を冷やして活発な活動には逆効果になります。摂取する場合は、温かいものを摂るようにしましょう。

「熱中症」

熱中症が社会問題にまでなってきています。発症しないためには予防する以外にありません。また、少しでも気分が悪くなったらすぐに応急処置をしましょう。
☆熱中症の定義
熱中症とは、暑さが原因で体温の調節ができなく、血液の供給や循環が低下し、循環器の機能障害(機能低下)が起こった状態をいいます。区別はつけにくいですが、熱射病>日射病の状態を指します。熱射病とは、暑いところにいたために神経が麻痺し、体温の調節が困難になって起こる病気をいいます。日射病とは、太陽の強い日光(直射光線)のため、脳神経が障害を受けて頭痛・めまいを起こし、急に意識を失って倒れてしまう病気です。
通常、体温調節は脳の「体温調節中枢」という機能がはたらいて恒温に保つのですが、その機能の範囲を超えてしまうと熱中症などになってしまいます。
☆熱中症は屋内でも起こりやすい
屋外にいると帽子などの予防対策、自然の風などにより体表面温度を上げない工夫がされますが、屋内にいると予防を怠ることが多く見受けられます。実は、クーラーや送風機などを利用しない空気循環の悪い所にいると、屋外よりも室温が上がりやすく湿気も高くなりがちなのです。そのため、体温維持機能の範囲を超えてしまうことが多く、特に年配者や体力が低下している方は、屋外以上に注意が必要です。また、クーラーや冷水風呂などにより急激に体温を下げようとすると、その反動で体温が上がり(生命維持機能による)、逆効果になる場合もあります。
☆熱中症の応急処置
・脳貧血を起こしたとき
脳貧血とは一時的に脳への血流が減少した状態をいいます。生あくび・冷や汗・吐き気などが出始めたら危険信号。衣服やベルトなどを緩めて、頭を低くし顔を横向きに寝かせます。風通しを良くし、休ませてください。
・熱中症のとき
まず第一に、日陰の風通しのよい場所に寝かせます。身体を圧迫しているものを緩め、冷たい濡れタオルなどで全身を冷やします。水分は意識があれば欲しがるだけ与えてください。意識がないときは気道を塞いでしまう可能性があるので、無理には与えないでください。
・緊急を要する症状(救急車を要請してください)
意識が戻らない、痙攣を起こしている、出血しているなどは大変危険です。すぐに救急車を要請して、救急医療にかかってください。
☆熱中症の予防法
予防法の第一は、体温を急激に上げない工夫をすることです。猛暑の中では外出しない、風通しの良い場所にいるようにする、水分をコマ目に補給するなどです。しかし、体温調節が全てではありません。血液の「質」も重要です 。
貧血などにならないように、タンパク質やアミノ酸、ビタミン、ミネラル(特に鉄・銅)などを多く摂取し、貧血や低血圧などと同様の予防が必要です。また、どうしても暑い日が続くと水分が多くなり、食欲も減退しがちです。冷たい飲料(特にアルコール飲料)の飲みすぎや、脂肪の多い食事などは注意しましょう。胃腸機能の低下を招くと、体力低下につながります。食欲が低下してきたら、必ずサプリメントなどで栄養素を補うようにしておいてください。

「熱中症と下痢」

熱中症予防に水分補給は欠かせませんが、まれに下痢を併発している人がいます。もし、下痢が続いているようであれば、体力が著しく衰えていますので早急に対処しましょう。
☆下痢を放っておいてはダメ
糞便が泥状や水様便になるのは、腸管(主に大腸)から吸収される以上の水分が摂取されるなどして、糞便中に過量の水分が貯留された状態です。しかしそれだけではなく、熱中症などでは著しく体力が落ち、食事もあっさりした物や冷たい物が多くなるため、消化不良や糞便のもと(核)になる繊維質などの不足、腸内細菌のバランス欠如などによっても起こります。また、不衛生な環境(海水浴など)や食材などによる細菌感染にも注意が必要です。
☆おもな下痢便の特徴と原因
細菌感染による腸炎 急激におこり腹痛・発熱をともなう
急性胃炎・腸炎 水様便、吐き気や腹痛をともなう
過敏性腸症候群 便意が頻繁にあり、下痢を繰り返し腹痛を伴う
吸収不良 脂肪便、体重減少、むくみ、貧血などがある
細菌性赤痢など 水様性下痢ではじまり、血便の下痢になる
☆下痢をどのように予防したらよいのか
基本的に水分を多く摂っても、腸管における吸収機能や腸内細菌のバランスが正常であれば、下痢は起こりにくくなります。そのためには、食事は量ではなく質をキチンと摂る(食欲を低下させない)、水分は単なる冷水ではなく少量の塩分(水分の吸収を促進する)を含んだ飲料(例:スポーツ飲料など)などで補給する、体力を低下させる激しい運動や無理な外出を控えるなどを心がけてください。それでも治癒できない場合は、早急に医師の診察を受けてください。

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