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ヤ 行

<ヤ>

「野球肩」

少年野球をしている息子が、急に肩が痛いと言い出したので、診察を受けたら「野球肩」と診断されました。食事などの注意事項がありますか。
☆野球肩とは
野球の投球動作なでの際に、肩関節の周囲や肘に痛みを伴って投球できない状態をいいます。肩であれば「野球肩」、肘なら「野球肘」と言い分けることもあります。ちなみに、テニスや急な激しい運動、家事などで肘関節(特に外側)に傷みがある場合を、総称して「テニス肘」と呼んでいます。
☆治療に際して
基本的に、関節や筋肉の炎症ですので、鎮痛消炎剤のシップ薬や内服薬などの使用により炎症を抑え、回復まで安静にする必要があります。整形外科などの医師とよくご相談の上、治療を優先してください。
食事などでは、筋肉や関節の炎症によいとされるビタミンB1やB2を、また年少者の場合は骨の発育障害を起こすこともありますので、骨ストレスがある場合は、摂り過ぎない程度にカルシウムや良質の植物性タンパク質などを摂ると良いでしょう。

「痩せる」

春先からダイエット食品を利用していましたが、気分が悪くなり利用を中止しました。その1ヶ月後くらいから急に痩せ始めたのですが・・・
☆体重減少と痩せの定義
一般的に体重減少(痩せる)は、摂取カロリーよりも消費カロリーが著しく多い状態に起こります。たとえば、食欲が低下したが発熱や肉体的な激しい運動などが続いてカロリーを消費したときなどです。通常、BMI(BMI=体重÷[身長(cm)の2乗]であらわし、標準体重はBMI=22〜23)値で20未満をいいます。
※痩せのチェックポイント
定期的に体重を測定し、体調(身体の不快感や疲労感)を考慮して参考とする。
数日での急激な体重減少は、脱水が考えられるので、食欲不振がない限り水分量、食事量(カロリー量)を増やす。
月2kg以上の体重減少が2?3ヶ月以上続くようであれば、何らかの病気が考えられるので医師の診察を受けてください。
食事量や偏食、ストレスや生活環境、飲酒、医薬品やダイエット食品などの服用など。
☆考えられる一般的な病気
体重減少が2?3ヶ月、月2Kg以上続いている場合は、次のような病気(主な病気と随伴症状)が考えられます。
1)食欲がない
潰瘍 腹痛、吐き気、嘔吐
慢性膵炎 消化不良、腹痛(上部)、腹部膨満感、下痢
心不全 全身倦怠感、疲労感、動悸、下肢浮腫
うつ病 意欲の減退、不安、頭重、不眠
肝炎 発熱、全身倦怠感、吐き気、嘔吐、黄疸
2)食欲はある
糖尿病 口や喉の渇き、多尿、かゆみ、視力低下
褐色細胞腫 顔面蒼白、頭痛、発汗、動悸、胸痛、高血圧
☆ダイエット食品利用法の注意点
このご相談者の場合、ダイエット食品の利用を中止して長時間経ってからの症状なので、直接ダイエット食品が関与しているとは考えられません。利用中に気分が悪くなったことは、本来ダイエットをしてはいけない状況か、もしくは食事を摂れない状況や神経性などが原因と考えられます。
急に痩せてきた状況については、2〜3ヶ月2kg以上連続しているようであれば、やはり何らかの病気の関与が疑われますので、必ず内科医などにご相談ください。

「夜尿症」

お子様が夜尿症だからといって、親が怒ってはいけません。これには原因があるので、適切な処置を施し、解決策を探してゆきましょう。
☆虚弱体質とは
虚弱体質の明確な定義はありません。一般的には、病気にかかりやすく治りにくい、疲れやすく元気(体力・持続力)がない、などの見方があります。
根本的な原因は、食事からの必要栄養素の絶対的な不足で、またせっかく食事などから摂取しても消化能力が弱く吸収できない、吸収した栄養素を利用する代謝能力の不足があげられます。従って精神面でも弱くなり、脳の活発なはたらきにさえ影響しています。
☆夜尿症とは
虚弱体質の子供に多く見られ、睡眠中に脳の機能を調節(鎮静効果)できない、落ち着きがないのに尿道や筋力などの緊張が低下しているような状況で頻繁に起こります。
治療法としては、先に述べた状況の原因(必要栄養素の摂取・消化能力の促進、脳の興奮状況の鎮静化など)を改善させることが必要です。
☆漢方薬・サプリメントの応用
・虚弱体質(体力はふつう程度)
小柴胡麻 風邪をひきやすい、上半身(胸苦しさ)緊張しやすい
五苓散 吐き気や下痢を伴う(尿の色は無色透明)
柴胡清肝湯 アレルギー体質で皮膚が乾燥している
・虚弱体質(体力がない)
柴胡桂枝湯 神経質で、緊張すると腹痛を起こしやすい
人参湯 唾液が多く、軟便になりやすい
小建中湯 痩せていて、腹痛、便秘または下痢を繰り返す
・虚弱体質
積極的に摂りたい 総合ビタミン・ミネラル、アミノ酸(タンパク質合成などに必須)
控えめにしたい 過剰な糖分・脂肪分、食物繊維(栄養素の吸収が低下しやすい、身体を冷やしやすい)
・夜尿症(体力はふつう以上)
白虎加人参湯 寝ぼけやすく口が渇いてよく水を欲しがる(尿量が多いとき)
柴胡桂枝湯 落ち着きがない(緊張性)時の頻尿
・夜尿症(体力がない)
小建中湯 血色が悪く、冷えや疲れやすさが著しい
☆体力をつけさすために
全体的に言えることは、消化器系機能の低下により必要栄養素が消化・吸収できずに不足すること、またそれによる脳神経の過興奮による緊張が主な原因です。
栄養素とは、生きるために必要なエネルギーを作り出すためだけのものではなく、興奮や鎮静などのバランスを整えて健全な生活を送るためにも役立っています。食事では、様々な栄養素をバランスよく(過剰にも不足にもならない)摂るようにすることが必要です。特にお子様の場合は、親が決めたメニューに縛られ、また好き嫌いがはっきりしているため、栄養バランスには十二分に注意が必要です。
お子様の虚弱体質や夜尿症でお悩みの方は、薬剤師だけでなく、栄養士さんとも相談しながら解決してみてください。

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