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なぜ健康補助食品は必要なの? 食事から摂れない栄養素をどのようにして摂ったら良いのでしょうか
糖質は免疫システムに関与する 甘いものは控えるのが当然? でも、糖質は重要な栄養素!!
脂質は生体反応に関与する 脂が身体の反応を決める栄養素だった!!
人の身体を老化させる活性酸素 酸素がなくては生きられない、でも酸素が老いる原因だった!!
身体ってこんな方法で守られている 普段感じることができない、身体の防衛反応
肌ってこんなにデリケート 知らず知らずに酷使しているお肌を守るために...

糖質は免疫システムに関与する

動物や植物中に広く分布する「糖質」は、エネルギーの源になるだけではなく、体組織をつくる物質として、また代謝を活性化する物質として重要な役割を果たしています。人も含めた動物においては脂肪やタンパク質から生合成することもできますが、基本的には植物性食品から摂るしかありません。
それでは、詳しくお話してゆきましょう。

1.まず、糖質のことを知っておきましょう

「糖質は単独ではほとんど存在しない」

普通「糖質(炭水化物)」というと砂糖を思い浮かべる方が多いでしょうが、砂糖はサトウキビやサトウダイコンなどから採れる甘味料ですが、身体にとっては「必須栄養素」となります。その代表はブドウ糖(グルコース)です。
ところでこれら糖質は、自然界には単体(1分子)の状態では存在しません。いくつかの糖質が結合した形(多糖類)、他の栄養素と結合した形(配糖体など)に分類されています。このことが非常に重要となってゆきます。


※糖質の分類

主にカロリー源となる糖類
単糖類 加水分解によってそれ以上簡単な糖に分解できないもの
例:グルコース(ブドウ糖)、ガラクトースなど
多糖類 加水分解によって10分子以上の単糖類を生じるもの
例:デンプンなど
分解されない糖類
多糖類(体) 人間には分子を分解する酵素が存在しないためカロリー源にはならない
例:食物繊維(グルカンなど)
身体を構成する糖類
グルコシド(配糖体) 他の化合物と結合した糖
例:糖タンパク、糖脂質など
デオキシ糖 糖質の構造中のOH基がH(水素)に置換したもの
例:DNA中のデオキシリボースなど
アミノ糖 糖質の構造中のOH基がNHに置換したもの
例:グルコサミン、ガラクトサミン、コンドロイチンなど

「多糖類(体)って良く聞くけれど?」

健康食品の成分で良く聞く言葉ですが、ご存知でしたか。実は色々な成分名が表示されていますけれど、同じ仲間なのです。


※多糖類の仲間たち

デンプン 加水分解によってブドウ糖だけを生じるもので、グルコサンまたは「グルカン」と呼ばれています。
グリコーゲン 牡蠣やシジミなどの貝類に多い栄養成分です。「貯蔵多糖類」とも呼ばれます。
セルロース 植物の骨格の主な成分です。一般的に「食物繊維」と呼ばれるものです。
キチン 無脊椎動物(カニや海老)の骨格をつくるもので、これを特殊な方法で処理したものを「キトサン」と呼んでいます。

※ここで、ちょっとコーヒーブレイク 〜「グルコサミン」のお話〜

ここで、言葉遊びをしてみましょう。
膝や関節に良いとされ、健康食品の成分として有名なグルコサミンですが、この言葉は造語だったご存知でしたか。この構造をみてみると、グルコースのOH基がアミノ基(NH)に置き換えられているので、「グルコース+アミン」⇒「グルコースアミン」⇒「グルコサミン」となったのです。うそのような本当のお話でした。

3.健康食品で利用される代表的な糖質


配糖体(グルカゴン)

特に健康食品成分で重要なのは「糖タンパク」です。代表的な名称に「ポリフェノール」があります。人は「タンパク分解酵素」という酵素をもっていて、配糖体は糖を切り離す際に活性酸素の原因となる「フリーラジカル」というものをくっつけてしまいます。このことが、身体のトラブルメーカーであるフリーラジカルが影響を及ぼすことを防ぐのです。(関連成分:SOD)


α-・β-グルカン

キノコ類の健康食品でみかける成分ですが、αやβは糖質が裏返しに結合した形をいいます。人は主にα型を分解する酵素をもっています。つまり、α型は細かく分解できるので吸収が良くなり血管中に、β型は血管にも移行しますが、どちらかといえば腸管免疫を高める方にはたらきます。これが体内では異物と判断されて、免疫を活性化することにつながってゆきます。(代表的な食材:キノコ類)


グルコサミン・コンドロイチン・ヒアルロン酸

一見すると違うもののように見受けられますが、実はほとんど同じものなのです。基本骨格はすべて同じで、後はくっつく糖質の種類によって異なっているだけなのです。これらの作用は、水分を吸着させやすいため、軟骨(関節の水性クッション)やお肌の水分を逃がさずに補給できるということになります。最近では、コンドロイチンやヒアルロン酸は目薬にも利用されるようになりました。また身体の中では、コラーゲンなどと一緒に存在して、身体の骨格を形成しています。